六曲目 Vitamin C
どうも。突然ですが皆さんはちゃんとビタミンCを摂取していますか?
私は最近ビタミンC不足かもしれません...
気ままです。
今日も曲紹介です。
歌詞の意味は、一見すると、いや二見しても三見してもつかみづらい楽曲です。
今回の曲は"Can"の"Vitamin C"。
有名な曲だと思います。
Can自体、後世のミュージシャンに少なからず影響を与えているようだし、そんな彼らの代表曲ですからね。
もともとCanは言い方悪いと長くて変な曲、よく言えば長編で個性的な曲ばかりやってた気がするんですが(それこそ1stのMonster Movieの楽曲とか)、このVitamin Cが収録されている"エーゲ・バミヤージ"というアルバムは聴きやすい曲が多く。
Can入門にもよくお勧めされている一枚です。
そんな中でもかなりキャッチーで「比較的」なじみやすい曲が"Vitamin C"ってわけです。
さて。記事冒頭で書いた歌詞の意味はおそらく考察するだけ無駄なのかなと思います。
Aメロっていうのかな? の意味はおそらくそのまま。
とある女性の波乱万丈な人生を歌っている気がします。
サビに至ってはひたすら「お前にゃビタミンCが足りてないぞい!!!」って言ってるだけだし。
私は歌詞とメロディ両方合わせて曲を好きになることが多いのですが。
Canに関しては完全にフィーリングと気の抜けたメロディを追うものだと思っています。
プログレッシブロックというジャンルは好きで浅いながらもいろいろと聴きましたが、この浮遊感のあるいまいち安定しないような、こんな演奏ができるのは彼らだけだと思います。
下手したらバンド... そもそも曲の概念をなしていないような。
踏み外したら本当に音楽ではなくなってしまいそうな。
もちろんボーカルもいいです。
ただCanのボーカルって何回か変わっているので、追うのが大変で難しいのはありますね。
誰が歌っている、とか気にしないのであれば問題ないけど。
少しエーゲ・バミヤージのボーカルに関して語ると、このアルバムでは「ダモ鈴木」さんという方がボーカルをやっています。
何と驚き、このCanというバンドはドイツのバンドなのですが、"鈴木"という名の通りこの方日本人です。
なかなか破天荒な生き方をしているようですが、彼のボーカルはCanの浮遊感たっぷりなメロディにぴったり合わさっていて、絶妙な脱力感なども合わさってなんというかもはや耳から摂取する薬物みたいです。
Vitamin Cもその最たるもので、一度聞くと「ヘイユー! ユア、ルージン!ユア、ルージン!ヴィタミンC!」のフレーズが絶対に耳から離れないでしょう...
それくらい中毒性があるCanのVitamin C。
さらに言えばCanそのものですが...
ぜひ一度聴いてみてはいかがでしょうか...
それでは。